太平洋と日本海を桜でつなごう
naoちゃん2007さくら道国際ネイチャーラン
その3・・第2関門〜ゴールまで
日時:2007年4月21日(土)AM6:00 名古屋城・・スタート
22日(日)18時15分 金沢兼六園・・ゴール
スパルタへの道
2007/05/01 11:05:18
さくら道国際ネイチャーラン完走記7】第3関門173`24時間以内 荘川桜では靴下の上からビニールをしばって靴下が濡れないようにし、預けていた自分の食料を持ち、長居せずにスタートしたのですが、トイレに時間がかかり三橋夫妻が先になりました。きたむうさんは食欲旺盛なのでエイドでしっかり補給して後から追いついてきます。私も三橋夫妻に追いつき、4人前後しながら進みます。雨も少し良くなって来たみたいです。これから深夜の時間帯、眠くなってくる頃です。このころになってくるときたむうさんと私でパターンが決まってきて、私がエイドの時間を節約するためにエイドが近づくと自分の持ってる食料を走りながら食べ、エイドでは水分の補給のみ行い、きたむうさんがしっかり食べてる間に私が先に出発して後からきたむうさんが追いつくというパターン。足が遅い私の苦肉の策です。ところがあるエイドで例のごとく「先に行くね」ときたむうさんを置いて先に出たのですが、きたむうさんが追いついて来ない。きたむうさんとはそれっきりになってしまいました。後で聞くと眠気覚ましにカフェインドリンクを2本飲んだところ気分が悪くなり、吐いたりしていたそうです。その後痛めていたところとは別にアキレス腱を痛めてしまい走れなくなってしまったとのこと。自分のことばかり考えていて申し訳なく思いました。私はその後深夜から明け方にかけて一人旅になりました。真っ暗な中、一人懐中電灯の明かりを頼りに下ります。神経は頭の先から足の先まで冴えていて一分の隙もないのが自分でも分かります。自分でもえげつなく勝ちに行ってる走りだと思いました。完走に徹する。自分でもこんなに冷徹な自分にびっくりしました。いかにすれば次の関門に間に合うか、自分の持っているものでいかにすれば早く前に進めるか。アルプスの山の中、無になり走りに集中したある意味極上の時間を味わったと思います。もうすぐ世界遺産の白川郷というところで、前をふらふら蛇行して行く人が一人二人。さすがのウルトラランナーも20時間以上走り続けて来ると眠気にはかてなかったようです。「大丈夫ですか?」と声をかけると「眠くないの?」私は「それどころじゃないんです。今頑張らないといけないんです!」と答えるとさすが目を覚まし、走り始めました。後ろのもう一人も何とかついてきます。そのまま三人で夜明けをちょうど世界遺産の白川郷で迎え、第3関門へ23時間6分、朝5時9分に到着。ここでも1時間24分のアドバンテージを残していました。実はここはことみちゃんが24時間走で私がこの関門を突破できるように体調の悪い中171`の記録を出してくれていたところです。走る前この関門は必ず通過したいと思っていたけど、やっぱり自信がなくて最後まで「絶対第3関門通過するからね!」と口に出して約束できなかったところです。ことみちゃんやったよ!!涙



2007/05/01 13:19:18
【さくら道国際ネイチャーラン完走記8】第4関門212`30時間30分 第3関門でもほとんど休まず、身体はまだ元気で疲れもまだ大丈夫だと思い、明け方から一緒のT瀬さんがここまで昨年と同タイムらしく昨年は34時間6分でゴールされたと聞き、この先の五箇山の登りが不安でもう25`ほど続く下りで時間を稼がなきゃと思い、私もついて行かせてもらうことにしました。次のエイドまでかなりのペースで二人下りました。でもこれがいけなかったようで、私は足が急に動かなくなってしまいました。T瀬さんには先に行ってもらい苦しい走りが続きました。三橋さんが絶対人のペースについて行っちゃいけないよ、とレースの前の晩に言って下さっていたのを思い出しましたがもう遅かったです。するとトンネルの中で前をまた苦しそうな走りをされている方がいらっしゃると思ったらなんとタラちゃんでした。よくこんなところまでこの身体で来られたものだと感動しました。体調も悪そうです。。タラちゃんは前回出た時は30時間を切ってゴールされたそうで、本来なら女子の優勝争いをする方です。今年タラちゃんと会った宮古に続き今回も不調そうで早く本来の身体に戻って頑張って欲しいと願いました。タラちゃんとは私の短縮エイド作戦のため次のエイドで離れてしまいました。走れないと身体のいろんなところに痛みが出ていることに気付き始めました。10時間近く下り続けた右膝の裏に違和感。生理用品で股ずれ、意外だったのは脇ずれ。幸いなことはずっとケアしてきた足のマメが痛まなかったことでしょうか。その後北海道のO場さんが前にいらっしゃって、198`の五箇山の手前のエイドを私が飛ばしたため追いつき、五箇山の登りをご一緒させて頂きました。とても急でダブルさんも歩かれたそうなのでとても私には無理だと最初から歩き。O場さんは淡々と走りで刻んでいきます。だんだん日が出てきてこのころになると喉がすごく渇いてきました。エイドは頂上にしかありません。と、O場さんが民家の軒先のホースの先から水が出ているのを見つけて、おうちの方に声をかけたのですが誰も返事がなく、「いただきます」と二人でペットボトルに入れさせてもらいました。登りは5`弱ほどでしょうか、思ったより早く頂上につきました。O場さんは今回女性2位の方のお姉さんです。さすが強いです。あとは第4関門に向けて五箇山の急な坂を下るのですが、ここで私はO場さんについていけなくなりました。急カーブを少しでも短縮しようとインコースをつくため広い車道を何度も横切りました。第4エイドへは貯金を少し減らしてそれでも予定通り関門の1時間前、29時間30分、午前11時33分に着きました。ここまで来て初めてゴールを意識しました。



2007/05/01 17:27:45
【さくら道国際ネイチャーラン完走記9】ゴール250`36時間以内 第4最終関門まで来て久しぶりにエイドで少しゆっくりする。エイドの人も「充分時間あるから」と和やかだ。確かに後38`を6時間半なら`10分でも行ける。そばめしが美味しそうで頂く。エイドの人達に盛大に見送られあとはゴールを目指すのみ。嬉しさで気持ちが初めてゆるみました。歩いてもゴールできると思うと走れなくなりました。ことみちゃん達が応援に来てくれて西野さんに「間に合いますかね?」と聞くと「いや走らなきゃ間に合わないよ!」と言われまた気が引き締まりました。が、いったん休めた足は上がらなくなっていました。富山の平地に入りかなり日が照り蒸し暑く、手にペットボトルを持ち進んでいると、サイクリング集団が「なおちゃん可愛い〜♪」と通り過ぎました。その後何度かサイクリング集団が同じことを言って通り過ぎたのでこれはまた西野さんのいたずらでしょう(笑)それでも嬉しいものですね。大変だったのは石川県境の峠二つ。200`以上走ってきた足には厳しいものがありました。しかも急に雷雨!こんな山ん中で死ぬかも知れん。とりあえず時計を袖の中に隠してみました。集中豪雨に見かねて大会の方がゴミ袋に穴を開けたものを下さいました。雨はゴールまで続き本当に助かりました。相変わらずスピードがでず、後ろからいつコシ田さんが現れるかと思い振り返り振り返り進みました。市街地に入ってきたころ後ろからコシ田さんではなくフランスのフッコー・ティエリが「good spirit!!」と言ってくれ、私も「you too!!」と答えました。右膝を庇って足もいろんなところが痛み、足も雨の路面をずっずっとずり足になっていましたが、気持ちは一途に兼六園を目指していました。走りながらいろんな人の顔、言葉が浮かんで来ます。ゴールが確信へと変わった今、感謝の気持ちで込み上げてくるものがありました。兼六園の下まで来て最後の坂を必死に登っていると上からことみちゃんが走り寄って来ました。ことみちゃん本当にありがとう!!宮本さんも出迎えてくるました。ふきこさんにも報告できました。いよいよ兼六園佐藤桜に抱きついてゴール!!!長い長い旅は終わりました。私の後しばらくランナーが来ず私が最終かと思われたころ、やっぱり来ましたコシ田さん!それからY越夫妻に三橋夫妻!!やっぱりみんなただ者じゃなかった!!!完